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MTSとは

MTS治療の原点は、オステオパシーとカイロプラクティックです。この2つの治療法は共に今から約100年前にアメリカで生まれた手技療法であり、現在、アメリカやヨーロッパの一部の国では国家公認の治療体系になっています。哲学・技術はそれぞれ違いがありますが、最終的に目指すものはどちらも「人間が本来持っている自然治癒力を正常に働くようにする」といえます。 MTS治療も正にこの「自然治癒力」「自己回復力」をいかに高めるか、を目的としています。治療の特徴は、この自然治癒力が低下している原因、すなわち体に生じた歪み(ひずみ)を探し出し、それを取り除くことにあります。
歪みは一つとは限りません。最近生じた歪みから、過去の怪我、これまでの生活習慣からの積み重なって生じたものなど、体には様々な歪みが存在します。これらの歪みの関連性、重要度を独自の手段で判断し、その方にとって最も重要と判断された歪みに対してのみ、必要最小限の調整を行います。

身体は、筋肉や骨が独立して存在しているわけではありません。筋肉・骨・内蔵・神経・・・それぞれの器官は「膜」というものによって覆われていますが、この膜はすべてつながっているのです。そのため、ある部位に生じた歪みは、この膜のつながりを介して思わぬところに影響を及ぼします。あなたの腰痛や肩こりの原因は本当は内臓や足首にあるかもしれません。

検査は主に、筋力テストを使用します。指や手足の力の強弱を調べることで、中枢から抹消への神経伝達の働きを診ていきます。体のどこかに歪みがあると、この伝達が混乱し、本来の力が出なくなるのです。
もちろん、筋力テストだけですべてが判るわけではありません。各関節の可動性(動きやすさ)や弾発性(筋肉の柔らかさ)も検査していき、総合的に体の状態を評価します。 一つもしくは複数の異常部位が見つかると、それに関連もしくは原因となっているより上位の歪みを探していきます。そして最終的にもっとも重要と思われる部位(「メジャー」もしくは「プライマリーな病変」と呼びます)を見つけていくのです。
調整(アジャスト)は、極めてソフトに行います。MTSでは一回の治療刺激の量は少ないほうがよいと考えています。刺激が多すぎたり、必要でないところにまで刺激を与えることは、体の反発を招き治療効果を下げてしまうのです。

MTS治療は全身の機能、治癒力に働きかけます。従って、肩こりや腰痛といった整形外科疾患はもちろん、全身疲労や肝臓、前立腺などに疾患をお持ちの方など様々な方が治療を受けられています。ただしどんな治療法にも限界があるように、完全に脱臼している関節、骨折、伝染病などに対しては、その回復力を高める手助けはできても、直接完治させることは望めません。


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後藤治療室

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